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SCENE シリーズの舞台と背景

全体の歴史と時代背景

十字軍の時代から現代まで脈々と紡がれるアサシン教団の戦い。

その長き戦いの歴史を、時代背景と見比べながら紐解いていこう。

アルタイルの物語

十字軍時代の中東 アルタイル

時代背景

11世紀頃からの、イスラム勢力の拡大に脅威を抱いた東ローマ帝国の皇帝は、

ローマ教皇に救援を求めた。

これを受けたローマ教皇は、東ローマ帝国の救援と聖地エルサレム奪還という大義のもと、西欧諸国に十字軍の結成を呼びかけたのだ。

ちょうどヨーロッパでは、農地の開墾による土地不足が深刻化していたため、諸国は十字軍遠征を領地拡大の好機とみて積極的に参加したという。

これが約200年に及ぶ十字軍遠征の発端である。

アルタイル

エツィオの物語

ルネッサンス期のイタリア エツィオ

時代背景

イタリアにルネッサンスの兆しが現れたのは14世紀。

古代ローマの伝統が根強く残っていたこと、経済的に豊かで学芸の支援者が多かったことなどにより、イタリアは革新的な芸術や文学が生まれやすい環境にあったのだ。

やがて15世紀になると、古代ギリシア文化とイスラム文化とを併せ持つビザンツ帝国(東ローマ帝国)が滅亡する。

ビザンツ帝国の多くの知識人たちが西ヨーロッパへ亡命してきたことで、ルネッサンスは一気に開花することになった。

エツィオ

16世紀のオスマン帝国 エツィオ

時代背景

16世紀、東ヨーロッパ〜西アジアはオスマン帝国拡大の時世である。

『アサシンクリード リベレーション』の舞台は、このオスマン帝国の首都コンスタンティノープルとなる。

オスマン帝国では後継者争いが苛烈な状況であり、本作にはスレイマン皇子(のちのスルタン・スレイマン1世)が登場する。

世界史的には、大航海時代の到来やルターの宗教改革、ヨーロッパ絶対王政の兆しが起こり始め、中世の封建制度が終焉を迎えようとしている時代である。

エツィオ

コナ−の物語

イギリス植民地時代のアメリカ コナ−

時代背景

コロンブスのアメリカ発見以後、そのほとんどがヨーロッパ人の植民地となり、

特に北アメリカの場合はイギリス人が有力な地位を築いていった。

イギリス国教会に服従を拒否して迫害されていたカルヴィン派の人々が、1620年、メイフラワー号で新大陸にわたり、建設したのがプリマス植民地である。

1733年には、イギリスの慈善事業家が貧民救済のためジョージア植民地を建設したが、これまでに北アメリカ東部には13のイギリス植民地が成立した。

コナ−

デズモンドの物語

現代 デズモンド

シリーズをまたがって綴られるアサシン教団の末裔「デズモンド」の物語。

現代のテンプル騎士団であるアブスターゴ社に囚われたデズモンドは、

遺伝子から祖先の記憶を抽出する機械「アニムス」により、過去のアサシン「アルタイル」の人生を断片的に辿ることとなる。

アルタイルの記憶を探り、人々を自由に操ることができる「エデンの果実」の在処を知ったアブスターゴ社は、用済みとなったデズモンドを殺害しようとする。

そこを現代のアサシンの仲間であるルーシーに助けられ、逃げ延びるのであった。

(『アサシンクリード』)

ルーシーに助けられたデズモンドは、アサシンとして覚醒しアブスターゴ社に対抗するために、今度は自らアニムスの中に入り込む。

アニムスに導かれし時代は、15世紀ルネッサンスがまさに開花された最中のイタリアであった。

そこで最強のアサシンと名高い青年「エツィオ」の体験を断片的に辿り、デズモンドはアサシンとしての技能とテンプル騎士との戦いを胸に刻み込む。

(『アサシンクリードⅡ』、『アサシンクリード ブラザーフッド』、『アサシンクリードリベレーション』)

アルタイル、エツィオの記憶を辿り、アサシンとしての技術を習得したデズモンドはこれからどこへ向かっていくのか…。

デズモンド
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