ASSASSIN'S CREED REVELATIONS

「週刊ファミ通」2011年12月8・15日合併号(11月24日発売)プラチナ殿堂入り

新作ゲームクロスレビュー PlayStation®3版

レビュアー

得点

コメント

デビル藤原

10

街並みの造形は相変わらずハンパなく、探索するだけでも楽しい。前作までのアサシンギルドに関するいろいろな要素に加え、アジトの防衛や爆弾といった新要素が加わり、さらに遊び込める。本編とは違ったスリルが体験できるマルチプレイも、遊べるモードが増えて内容が充実している。

乱舞吉田

10

舞台となるコンスタンティノープルは、前作のローマよりも高低差がある。追加されたフックブレードを駆使した、スピーディーな移動が気持ちいい!爆弾は、殺傷目的のほかに、敵をおびき出す陽動などにも使えるので、多様性がある。エツィオ編のラストとなる物語もおもしろい。

モリガン長田

9

街は高低差があり、細部まで作り込まれている。行き交う人々の行動や会話など、雰囲気も抜群。新要素のフックブレードにより、ジャンプや壁上りの距離が伸び、移動が便利になった。毒殺できたり、爆弾の種類が豊富なので、やりかた次第で状況が変わるし、戦略性が増して楽しい。

ティリティリ丸
(ブンブン丸)

8

ちょっとした突起を利用してクライミングし、最短距離で目的地へ進むのは、感覚に訴えかける気持ちよさ。美しく色鮮やかなトルコの街並を飛び回るのは楽しい。クエスト内で正しい行動をしているのに、標的のサーチが異様にきびしくて失敗するなど、いくつかの理不尽さも感じる。

新作ゲームクロスレビュー Xbox 360®版

レビュアー

得点

コメント

デビル藤原

10

難度はやや高めだけど、グラフィック、世界観、シナリオと、どれもが秀逸。システム的に大きな変更はないが、新要素のアジトの防衛は、タワーディフェンスのようなルールでおもしろい。また、爆弾を使った陽動が可能になり、これまで以上に暗殺者らしい行動ができるのもいいね。

乱舞吉田

10

街がリアルに作り込まれ、没入感はかなりのもの。フックブレードや爆弾などの新要素により、アクションや戦略の幅がさらに広がっている。いかにNPCになりすまして相手を欺くかが重要となるマルチプレイは、独自性があって相変わらずおもしろい。ローカライズが丁寧なのも○。

モリガン長田

9

建物の頂上から360度見渡せる美しい景色には圧巻される。サブクエストも豊富で、つい寄り道したくなります。ギルドの防衛戦はリアルタイムで進行するので、緊張しまくり。守り切ると達成感あり。オンライン対戦は『アサシン クリード』らしいルールやアビリティが追加されて白熱する。

ティリティリ丸
(ブンブン丸)

8

時代を超えてアサシンの物語を追体験するというコンセプトはよくできており、シリーズのファンなら感情移入もできる。ただし、今作からプレイする場合は、物語を理解するために初回限定版を推奨。マルチプレイは隠れて殺すという独自の魅力がある。鬼ごっこの感覚に近いかもなあ。