11世紀、中世ヨーロッパ。東西教会が分裂して、東ローマ帝国が衰退期に入り、さらには十字軍遠征が開始されるなど、まさしく激動の時代である。この当時の世界を、経済活動に特化して描くシミュレーションゲームが『グランドエイジ メディーバル』だ。
プレイヤーは8つの主要勢力から1つを選び、スタート地点の都市と、周辺の原野を開拓していく。そこから交易などで版図を広げ、やがてはヨーロッパ全土に覇を唱える大帝国をめざすのだ。
本ゲームのマップは、ヨーロッパ全土はもちろんのこと、トルコのある小アジア、そして北アフリカまで、総面積2000万平方kmにわたる広大な地域を網羅したものだ。さらに、各地方を俯瞰して一望にできるのはもちろん、そこからズームインすることで、シームレスに1つ1つの地域を見ていくこともできる。ズームイン時は、樹木や建物1つ1つ、そこに住む人々の様子まで見ることができるのだ。