伝説のスプリンターセル 再び

アメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)が極秘で編成した特殊部隊「サード・エシュロン」。その任務は最新鋭の技術を駆使したスパイ活動である。そしてそれを担うのが秘密工作員、「スプリンターセル」だ。彼らは単独で潜入活動を行い、遠隔支援を受けて密かに任務を遂行する。「伝説のスプリンターセル」サム・フィッシャーは、とある海岸沿いのゲリラ基地へと向かった。今回の任務は誘拐されたエンジニア、モルゲンホルトの救出と、引き出された情報の回収または抹消である。誘拐したのはペルーのゲリラグループ「人民の声」。そのリーダーであるラセルダは、情報戦で革命を起こそうとしているという。この事件が、実は大きな陰謀につながっていた……。